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言葉を使えるのは、人間だけなんだ。

世の中にはたくさんの生き物がいます。私たち人間もそのうちの
一つです。その多くの生き物は、それぞれに音・動・香・気で
感じあっています。ミツバチたちが、羽をパタパタさせながら、
求愛のダンスを舞う。海の中では、お互いを威嚇するために、
体を膨らませる。オオカミはお互いの位置確認を遠吠えで示す。
しかし、人間ほど、多くの言語能力は持ち合わせていない。


「言葉」というものは、非常に得体の知れない代物である。
「言葉」というものは、全ての人間に平等に渡された聖なる力である。
「言葉」というものは、時に凶器となり、人を落としいれ殺す。
「言葉」というものは、人を支える杖にも、生きる糧にもなる。



言葉を使ったことのない人は、この世に一人も
いない。


だれもが言葉の存在なんて、当たり
前であり、あまり深く考えたことがない
かもしれません。
現代の私たちは、情報化社会におい
て、たくさんの言葉を知っています。
しかし、この言葉をちゃんと正しく使え
ているのでしょうか?
言葉というせっかく素晴らしい道具を
もっているのに、これを軽視してい
ないでしょうか?



言葉って、空気を変える力をもっていると思います。重たい言葉をはかれ
て、暗い空気になったことありませんか?
素敵な言葉をかけられた時、気持ちが軽くなったことありませんか?

苦しいときに、心からの「頑張れ」で救われたこと、涙が出るほど、嬉しか
たこと。
「死ね」と冷たく言葉をはかれて、胸が締め付けられる想いになったこと。
言葉によってブルーになったり、ハッピーになったり。様々な記憶の傍に
は必ず言葉がくっついてくる。その言葉を私たちは記憶の中でしっかり覚
えているものなのです。

言葉の魔法がかかった瞬間、その場の空気は色を変える。
明らかに変化させる力をもっている。
だから、言葉ってすごく恐いんです。言葉って、正直です。言葉って生き物
です。生き物が生き物を操っている。これも人間だけが成せる業かもしれ
ません。


ある実験が行われました。何の変哲もない
水道水に言葉をかける。
その後の水の結晶を観察するというもの。
かけたその言葉は、「バカヤロウ」と「ありがとう」。
何故か同じ水なのに、水の結晶が違った。
バカヤロウと暴言をはかれた水の結晶はものの見事に醜い形をしていた。
ありがとうとかけられた水の結晶は、キレイな六角形の形をしていた。

元は同じ水道水。
こんなことってあるの?
空気をつたって届いたリアルな言葉は水に響いたのかもしれません。




私たちは、これからもずっと、この言葉について考え続けたいと
思います。
真っ暗闇の世の中だけれど、言葉を使って、人々の心にポッと
明るい光が差し込むような気持ちで物づくりをしたいと思って
います。
ラジオとは、テレビとは、マスコミとは何だろうとずっと考え続けたいと
思っています。言葉に感謝し、言葉を大切にしたい。言葉と共に
生き続けよう。ありのままを素直な言葉で心を込めて届けたい。


この荒んだ世の中で、人が人らしく、もっと自由に、豊かにそして
活き活きと輝いた未来を作るため、私たちのモノづくりが、何か
一つのきっかけになってくれたら・・・例えわずかでも感じてもらえ
たら・・・。優しい世の中にしたい。
何を信じていいかわからない世の中になってしまった。
信じられるものは自分だけなのかもしれない。
でも、人ってあったかいものなんだ。その温もりを届けたい。



人々が求めているもの、あなたが伝えたいこと、色々な価値観、
そんな「心」に秘めているものに、一本の道筋をつけて、
形にする、これがマスメディアの中で生きる私たちの役目です。


    
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